新しい梅酒大会のカタチをスタートしたい!

天満宮に梅の花が咲き、梅酒に酔い、春の訪れを感じる。
そんな当たり前の幸せがコロナウィルスの影響により、急遽失われた2020年2月。
開催直前の梅酒を前に呆然と立ち尽くしたスタッフを支えてくれたのは作り手である全国の酒蔵さん、
会場を提供してくれる大阪天満宮さん、そして毎年このイベントを楽しみにしてくださる多くの梅酒ファンの皆さまでした。

そんな感謝の気持ちを伝えるため、お届けした梅酒にはこんなメッセージを添えました。

「2021年2月、大阪天満宮で会いましょう」

しかしながら、1年経った今日も感染拡大は予断を許さない状況です。
今までのような梅酒大会を開催するわけにはいきません。
不要不急の外出を控え、少しでも感染拡大防止に貢献することが、お酒を楽しむ私たちのマナーです。

この1年間、ずっと考えていたことがあります。「梅酒を楽しむことは不要不急で、私たちの生活に不要なモノなのか?」
どれだけ考えても、正解を導き出すことは出来ませんでした。ただ、ひとつだけ腑に落ちたことがあります。

「梅酒は確かに不要不急かもしれない。
でも、梅酒のあるライフスタイルは人生を豊かに彩ってくれる。」

天満天神梅酒大会が開催出来ていた2年前、世界最大の梅酒フェスティバルとしてギネスワールド記録にも認定され、
神社の境内に多くの梅酒ファンの声が響いていました。

「この梅酒、私の地元の梅酒だよ」
「小さいころ、祖母が梅酒を毎年漬けていたの」
「日本酒やブランデーの梅酒なんてはじめて」

そんな景色を、梅をこよなく愛した菅原道真公が大阪天満宮の本殿からニッコリされていたと思います。
梅酒を注ぐスタッフも、注がれるお客さんも、皆でひとつの空間を楽しんでいました。

大阪天満宮の宮司さんからも、「お酒のイベントなのに皆、泥酔せず純粋に楽しんでいるのは他にはない」といつも言って頂きました。
そう、天神梅酒大会は単に酔っぱらうイベントではなく、
梅を愛した「天満の神さん」の前で、梅の花を楽しみ、みんなが春の訪れを心待ちにするイベントです。

「そんな素敵なイベントをなくしてはいけない、新しい梅酒大会のカタチを模索しよう」

と、実行委員会で何度も議論しました。
そしてそこで決めた5つのテーマを軸に、新しい梅酒大会のカタチが誕生しました。

  • 安心安全を守る
  • 酒蔵の地域、想いを伝える
  • 飲む人に新しい発見を体験していただく
  • 天満天神梅酒大会でしか出来ないコト
  • 天満の天神さんも思わずニコッとする

全国の地方を旅するように梅酒を楽しむ。ひとりでも、おうちで梅酒を楽しめる。
いろんな種類を少しずつ、今まで飲んだことのない梅酒を発見する。
見た目ももちろん、こだわります。大阪らしく、天神さんもニコっとするくらいユーモアいっぱいに、
酒蔵のこだわりと飲む人の楽しさを伝えます。そして大阪天満宮という場所のストーリーも。
2021年の春を告げる「おうちで天満天神梅酒大会」梅の生産者、梅酒を作る酒蔵さん、瓶屋さんやラベルの印刷屋さん。
梅酒を楽しむことが、生産者の応援に繋がります。
今年も美味しい梅酒を造ってもらうために、クラウドファンディングを活用させていただきます。応援宜しくお願い致します。

クラウドファンティングに同封している応募券を使って、下記の流れでフォトコンテストに応募してみませんか?
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日本全国の酒造が造る個性豊かな梅酒・リキュールの出来栄えを競い合う「天満天神梅酒大会」は、
梅の花をこよなく愛した菅原道真公ゆかりの大阪天満宮を舞台に行われます。
2007年の第1回大会から数百種類の梅酒をはじめとする果実のお酒が一堂に揃い、
酒蔵のこだわりがつまった珠玉の逸品、知る人ぞ知る秘蔵の逸品が放つ、
それぞれの香りや味わいを、思い思いに楽しむことができる日本最大級の梅酒コンテストです。

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